氷河期世代の日常とアニメモ

就職氷河期世代の著者がつづるライフハック、アニメ紹介

アニメモ~氷菓~

氷菓

 京都アニメーション制作の名作。

 日常におきるちょっとした(?)ミステリー。2クール作品。

 原作:小説

 原作から時代を放映当時に設定変更した以外は改変なし。

 作画レベルが非常に高いのでも有名。(特に風景の描写の美しさ)

 原作が優れており、丁寧にアニメ化をしているため、原作未読でも全然問題ありません。

 話の内容も面白く、特に欠点もなく、高校生の日常ミステリーというジャンルで癖もなく、アニメ好きなら見ておくべき作品の1つに上げられます。

 こうしてみると、ネタバレなしだと以外と書くこと少ないな。

 

アニメモ ~ふしぎの海のナディア~

ふしぎの海のナディア

 GINAXの黄金期のアニメ。

 庵野監督、貞本キャラクターデザイン

 全39話(うち島編11話)

 NHKのゴールデンタイムに放送されていたとは思えないほどのSF作品

 作品紹介の絵柄など見ると、だいたいパリの風景をバックにナディアや、海をバックにナディアなので、未見の人はSF潜水艦もののストーリーとは知らない人も多いと思います。

 前半-島編(外注)-後編の3部構成。島編放映中に後編を作っていたという逸話があります。(たぶん真実)

 GAINAXを代表する3部作の1つ。

 ・トップをねらえ!

 ・ナディア

 ・エヴァ

 島編は好みが分かれるが、ファンも多いので島編全否定はしません。島編があったから後編の重みが増すというもの。

 NHKでもたびたび再放送される。最終版はHDリマスタしたBDBOX。

 DVDはSD画質なので今のテレビで再生するときついかな、今から見るならBD推奨。

 

 劇場版も1作品作られているが、主要スタッフが抜けているため、特に見る必要なし。(放送でもほとんどない。完全な黒歴史扱い)

 

 ちなみに、ゲームはMD版が名作なので機会があればプレイをすることをお勧めする。(ナムコ制作)

アニメモ~PSYCHO-PASSシリーズ~

PSYCHO-PASS Ⅰ期(2クール)

PSYCHO-PASS Ⅱ期(1クール)

PSYCHO-PASS 劇場版

PSYCHO-PASS 劇場版2019(2019年公開予定)

 

 久々に劇場版2019で復活するので、名作PSYCHO-PASSの紹介

 フジテレビの深夜アニメ枠で、1期はまどマギ虚淵玄がストーリー担当で評価が高い。2期は1期ほどではないが、十分に単体作品としても面白い。

 映画は1期の後日談で総集編ではなく、映画してもきれいにまとまっている。

 このシリーズは安定してレベルが高い。

 ぜひ、3期も作ってほしい。

 近未来SFなので、その手のジャンルが好きな人は見るべき作品。

 音楽、作画のレベルがかなり高く、演出も凝っている。新人監視官の主人公が成長していく過程もGood。

 個人的には、攻殻機動隊よりもこちらの方が好き。

 dアニメストアで見ることができます。ただ劇場版だけはなぜか配信しているところがない?

アニメモ 2018冬 ~ゾンビランドサガ~

ゾンビランドサガ

 2018年冬アニメのたぶん覇権アニメ。

 「ゾンビ」が「佐賀」で「アイドル」をするという超絶謎設定。良く企画が通ったものだ。特に前半が面白い。

 OPよし、音響、声優なども上手く、作画もレベルも高く安定している。

 最初の初速は良い買ったのですが、最終話あたりで息切れ。無難な終わり方で2期に

つなげるような作りになっている。

 かなり話題になって、BDも冬アニメの中ではもっとも売れるだろうから2期はあると思うが、最終話あたりをもう少し面白く作ってまとめていれば名作になっただろうに。

 その点が残念。

 ゾンビで各メンバーの出身時代が違うという設定をもっと活かせられればと感じた。

 2期があるなら、今よりは予算があるからその点を含め次回に期待。

 一応、1クールでちゃんと終わっている(区切りよく終わっている)ので安心してください。分割2クールのような作りではありません。

 ちなみに、アイドルもののアニメは私はコレが初見です。

アニメモ 2018冬 ~SSSS.GRIDMAN~

SSSS.GRIDMAN

 90年代特撮が原作。

 アニメ化に際して、現代風にかなりアレンジしている作品なので、古さは感じない。

 トリガー作品らしくテンポよく13話で話も上手くまとまっている。

 原作はもっと長いので、よく13話にうまく詰め込んだ。

 欲を言えば2クールぐらいでも十分深く掘り下げる事ができた作品。

 最終話最後のシーンは批判する人もいますが、1話からちゃんと覧てきたかのか?と言いたい。

 特撮ものをアニメ化の成功例。続編も作れそうな感じだが、最近は配信が普及したため、BDが売れず断念されるケースが目立つので期待薄か。

 ビジネスモデルとして、深夜アニメはBDなどで回収するというビジネスモデルだから今後、どうなっていくか心配(この作品レベルで予約で1万本行かないのだから厳しいと思う)

 

 

アニメモ~機動戦艦ナデシコ~

機動戦艦ナデシコ

 エヴァンゲリオンを書いたので、時代を代表する作品として。

 ラブコメSFです。テンポがよく、26話で完結。最後はちょっと尺が足りなかった。

 

 現在はエヴァンゲリオンと同じくHDリマスター版がでています。

 これもセル画最終期の作品。

 

 SF設定などがしっかりしていて、26話+劇場版で終わらせるのは非常にもったいない作品。もっと深掘りできたと思う。監督が諸事情により続編が作ることができなくなったと宣言した作品だったが、2018年に版権がサンライズバンダイナムコホールディングス傘下)に譲渡された模様なので、動きがあるかも。

 90年代のラブコメSFの金字塔と思うので、是非、復活を望みたい。

 最近は、CCさくら、GRIDMAN、エヴァンゲリオンコードギアスPSYCHO-PASSなどの往年の名作が復活することが多いので是非ナデシコも。

 ちなみに、日本のメディア芸術100選(2006)で46位。このコンテスト開催の10年前の作品でこの順位はさすが。

 未だに、語り継がれる名作。

 コンピュータ名にomoikane と付けるのは、この作品が元ネタである。

 

機動戦艦ナデシコ~劇場版~

 TVシリーズとは異なりシリアスな作風。TVシリーズ視聴前提。

 スタッフが同じなので正当な続編というか後日談。

 これの続きがあるように終わっているが、上記のとおり権利関係からか未だに続編は作られず。

 なお、セル画時代なので、当然マスターはセル画なので、DVD版よりもBD版の方が大幅に画質が上がっている。(フィルムをスキャンし直している。)

 これが、SDマスターでCGで作られたりすると、アップコンバートになるので画質がほとんど向上しないので、90年代の作品は、2000年代のSDマスターのCG作品よりも、セル画時代の方がBD版は画質が大きく向上します。

 特に劇場版のセル画のHDマスターのスキャンは、非常に綺麗。ナデシコ劇場版は特に映像が綺麗です。

  当時、KURO(パイオニアの採算無視して作られたプラズマモニタ、現在でも2k映像のマスタモニタとして利用しています。)でBDの劇場版を見た時には映像のきれいさに感動したものです。

 

 スパロボシリーズに出てくるので断片的に名シーンを見たことがある人も多いと思いますが、名作なので、未視聴の方は是非。ゲームで戦艦ナデシコが強すぎる理由もわかります。

 

アニメモ~エヴァンゲリオン シリーズ~

エヴァンゲリオンシリーズ

 10年~20年に1度あるかと言われる名作。見ていて損はないです。全然古く感じない。特に前半はかなりの面白い。後半、制作スケジュールが厳しくなって作画や静止画が多くなるが、それを差し引いてもアニメ史に残る名作。

 TV版は、1990年代で、セル画作品です。画面比も4:3です。

 Ⅰ期 新世紀エヴァンゲリオン(TV版)~新世紀エヴァンゲリオン劇場版

 Ⅱ期 新劇場版(3で止まっており、最終は2020年公開予定)

 と大きく分けられる。

 Ⅰ期は、テレビ版の最終2話があまりにも不評だったため、その2話の別Verとして劇場版が作られた。その劇場版も制作が間に合わず途中で公開したという経緯があり、2つに別れている。旧劇場版の2つ目は、1つ目の映画入場券でも入場できたという逸話まであります。

 Ⅱ期は、再構築という形で、劇場版3部作で作ると発表、のちに4部作と修正

 Ver1,Ver2は前作をなぞりつつ、徐々に話を軌道修正。Ver3(現状最新)で全く違う路線へ。Ver3はVer2の予告が全く使われていないという衝撃の展開。2020年に完結したら、この間の話をやるのかな?

 改変リメイクにあたる新劇場版を見るにしても、Ⅰ期のTV版は見るべき名作。

 最初に作りだめしていた6話ぐらいまでは当時のテレビアニメレベルを遙かに超越しているクオリティ。

 当時は、パソコン通信、インターネットの超初期(Netscapeとかの時代)だったため、いまのようにSNSなど、口コミが期待出来なかった時代であれだけのヒットになったのだから、作品の持っている力は相当なものです。

 ちなみに、私は、三鷹市水道局が綾波浴衣の下敷きを配る日に、三鷹市まで遠征しました。