氷河期世代の日常とアニメモ

就職氷河期世代の著者がつづるライフハック、アニメ紹介

アニメモ~コードギアスシリーズ~

コードギアス

コードギアスR2

 各2クールの4クールの大作。

 アニメオリジナル。原作無し。超有名作。

 2000年以降の歴代名作アニメだと、シュタインズゲートコードギアスは必ずはいる。

 Ⅰ期は頭脳戦で「ギアス」という能力をあまり使わず名作。

 Ⅱ期は、ギアスやロボットも空を飛ぶようになったりして、派手さなどを優先させてしまった。これは商業的には仕方ないか。

 2019年に劇場版で続編がやっと描かれる。Ⅰ期、Ⅱ期ともに非常に評価が高く、続編を作るハードルがかなり高くなっており長らく作られなかったが。

 このシリーズは、長い割には、結構テンポ良くかなり密度の高い作品なので、できればTVシリーズでⅢ期として2クールでやってもらいたかったが残念。

 映画がヒットすればIII期のワンチャンあるかも。

 

 

アニメモ~涼宮ハルヒの憂鬱~

涼宮ハルヒの憂鬱

 エンディングの踊りがニコニコ動画ではやり、大ブームとなり秋葉原で毎週のように踊られた作品で有名。

 実は放映時はニコニコ動画前。

 原作ライトノベルだが、10万部程度の売り上げで特に有名だったわけではない。今のようにライトノベルからのアニメ化は珍しく、アニメ化のあとに原作が売れた。

 そして、アニメ化で成功した要因は当時としては抜群の作画の素晴らしさ(京都アニメーション制作)POPなオープニング。そして、ヤマカン監修のEDの踊り。

 もちろん、京都アニメーションの最も勢いのあったときなので、映像化レベルも高い。ライトノベルをうまくアニメに落とし込んでいて、原作未読でも十分に楽しめるように制作されている。(これはKeyゲーム原作の京都アニメーション制作アニメと同様)

 Ⅰ期とⅡ期、映画版(消失)がある。閲覧時注意点としてはエンドレストエイトの最初と最後だけみれば良いです。映画(消失)は必見。映画版を楽しむためにTV版を見ましょう。

 原作がストップしているので、今後続編がアニメ化されることはないでしょう。

 原作の最後の刊は難解ということもあり、無理に原作ライトノベルを読む必要は無いでしょう。

 

アニメモ~四月は君の嘘~

四月は君の嘘

 フジテレビ深夜枠(PSYCHO-PASSなどと同じ枠)

 月がきれい(2018)のレビューを上げたので、関連として。

 恋愛ものとしては、月がきれいよりも個人的にはこちらの方が評価されるべきだと思う(音楽ものでもあるが)。いま、同時期に放送されたらこちらの方が評価が高いと思う。

 こちらは、マンガ原作で、マンガの最終回とアニメの最終回を合わせて来た作品

原作者がアニメにもかなり関わっていたと記憶している。

 音楽を題材にしているだけに映像化にあたっては、音響関係にかなり力を入れている。原作マンガではどうしても音楽ものは限界がありアニメ化で完成された作品。

 この後、悪夢の実写化があるが、それは無視しましょう。

 主人公・ピアノ ヒロイン・バイオリン

 演奏時のこだわった動画、ヒロインの体調に合わせて髪の色の表現が変わるなど非常に作画レベルが高い。

 シュタインズゲートのように計算し尽くして伏線張っているなどしていないのだが、2回目見ると、結構気づきが多く、最低2週はして欲しい作品。

 最終話、最後のシーンが、もうね。何回も見直しましたよ。これはこれでよい。

 作品として完璧にまとまっている。

 良作、傑作を超えて、神作レベル。この完成度の高さのアニメはなかなかでてこない。

 アニメーション表現における音楽の重要さを再認識する。

 テレビのみで視聴すると、どうしてもテレビの貧弱なスピーカーとなってしまうので、可能ならば、ステレオシステムをつなげて視聴して欲しい。

 音楽を含めて、はじめて本作品になるのだから。テレビ放送とは思えないほど音楽には力がはいっている作品。

 

アニメモ~ブラック・ラグーン~

ブラック・ラグーン

 マンガ原作のガンアクション。時々、アマゾンプライムで無料配信タイトルに入る時がある。

 Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期(OVA)の全29話構成(現在のところ、原作はまだ連載中)

 2000年代中期の作品。

 ガンアクションアニメとして傑作。すこし、主人公側の補正が強すぎて、それは無理筋でしょうと思うが、それを含めて娯楽作品として楽しめる。

 マンガ原作をうまく映像化しているので、台詞のひとつひとつがいいあじをだしている。漫画→アニメの成功事例のひとつ。

 原作漫画の方が2018年11月にやっと1巻4年ぶりに発売されたので、原作ストックがないため、Ⅳ期はあっても当分先かな。続編があれば、同じスタッフで是非また作って頂きたい作品。(Ⅰ~Ⅲ期は同じスタッフ)

 原作漫画の方も面白いので興味があれば是非。11刊と巻数も少ないですし。

 2000年代の名作のひとつ。

アニメモ~月がきれい~

月がきれい

 2018年春の作品、原作なしのアニメオリジナル

 アマゾンプライムで全話視聴可能

 そして、異常に高評価が多い作品。★4.7 ★5が200以上

 今時の中学生の正統派恋愛ストーリーで、ギャグや伏線などは一切なし。

作画、音楽などはとてもよくストーリーも完結していて良作だと思うが、期待度が高かった分、それほどでも。。というのが感想。

 ストーリーが大道すぎて、先が読め意外性がなかったからな。

 確かに後半の演出や劇中歌のよさ(良い曲をセレクトしているし、東山奈央の歌も非常に上手い)はあるが、10年後に残る作品か?と言われると微妙かな。

 内容、絵柄ともに、一般の人に受け入れやすいので、SNSなどで当時広まって、過剰評価的なところがあるように感じた。(君の名は。的な。これもSNSによるところが大きい。作品としては、あれも過剰ヒットのような気がする。)

 まあ、この手のアニメで良く扱う高校生ではなくて、中学生ということもあり、筆者との年齢差があるため、そう感じたのかもしれない。あと、10年若かったら違う感想かも。

 作品自体は、良作以上であることは間違いない。ただ、全体的にテンポが悪く感じたので厳しめの評価。テンポが悪いと感じるか、間をとっていると感じるかは人それぞれ。

 個人的にはテンポ良く2時間映画にまとめてもよかったのかなと思う。

アニメモ~フルメタルパニックシリーズ~

フルメタルパニック

フルメタルパニック ふもっふ

フルメタルパニック TSR

フルメタルパニック YouTubeで配信のラジオドラマ

フルメタルパニック IV】は除く

 

フルメタルパニック(2クール)

 原作の最初から中盤まで。途中アニメオリジナルストーリーあり

 まあまあの良作。以下の名作を見るための下ごしらえ。

 

フルメタルパニック ふもっふ(1クール)

 京都アニメーション制作。超名作。短編集で。メインストーリーではなく、日常を描いているのだが、これが非常にできがいい。原作をうまく映像化+アレンジしている。

 

フルメタルパニック TSR(1クール)

 京都アニメーション制作。ふもっふほど名作ではない。フルメタルパニックⅠの続編の1エピソードを1クールに引き延ばして、アニメオリジナル要素多め。

 アニメオリジナル部分が微妙でテンポが悪い。かといってつまらないかといわれるとそうでもない。

 

フルメタルパニック IV】

 2018年 久々の新作。これだけはお勧めできない。時間の無駄。

 作画もひどいし、ロボットのCGもひどい。2018年制作アニメとは思えない出来。

 ストーリーも原作を駆け足でなぞっているだけ。原作未読だと訳が分からないと思うし、原作のよいシーンもバッサリカット。制作陣は本当に原作を読んでいるのか疑わしくなる残念な出来。

 京都アニメーションに3倍の尺で作り直して欲しい。マジで。。。これに先駆けてYouTubeで公開されたラジオドラマ(原作のメインストーリーの1エピソード)が良かっただけにがっかり感増量。

 

 

 

アニメモ~とある科学の超電磁砲~

とある科学の超電磁砲

 

 とある魔術のインデックスのスピンオフ作品ですが、メインのインデックスよりも、アニメ単体でみるとこちらの方がお勧めです。

 というか、インデックスの方は、原作のライトノベルを読んでいないと理解できないところが多々あり、アニメ作品としての評価はどうしても厳しいです。しかも原作ライトノベルはとても分量があり覚悟がないと読めません。ライトノベルをすでに読んでいる人がアニメを見る分には問題ないが、この作品は逆は敷居が高いかな。

 

 さて、とある科学の超電磁砲ですが、ストーリー、作画、音楽、テンポ、時々入るギャグを含めて総合的に安心して勧められるシリーズです。

 アニメオリジナルストーリーも賛否はありますが、個人的には良作の部類に入ると思います。

 とあるシリーズは色々でていますが、たぶんこれが一番入りやすいです。

 一応、全部アニメ視聴、原作読んでいますが、原作(インデックス)はあまり読みやすい部類には入らないと思います。登場人物が出てきすぎで、非常に分かりにくいです。

 フルメタハルヒ、俺ガイルなどは、原作小説の完成度が高いのでお勧めなのですが。。

 

 ストーリーも素直で娯楽作品としては安心して見ることができます。

 絵が好みなら見て損はないです。