アニメモ~四月は君の嘘~
フジテレビ深夜枠(PSYCHO-PASSなどと同じ枠)
恋愛ものとしては、月がきれいよりも個人的にはこちらの方が評価されるべきだと思う(音楽ものでもあるが)。いま、同時期に放送されたらこちらの方が評価が高いと思う。
こちらは、マンガ原作で、マンガの最終回とアニメの最終回を合わせて来た作品
原作者がアニメにもかなり関わっていたと記憶している。
音楽を題材にしているだけに映像化にあたっては、音響関係にかなり力を入れている。原作マンガではどうしても音楽ものは限界がありアニメ化で完成された作品。
この後、悪夢の実写化があるが、それは無視しましょう。
主人公・ピアノ ヒロイン・バイオリン
演奏時のこだわった動画、ヒロインの体調に合わせて髪の色の表現が変わるなど非常に作画レベルが高い。
シュタインズゲートのように計算し尽くして伏線張っているなどしていないのだが、2回目見ると、結構気づきが多く、最低2週はして欲しい作品。
最終話、最後のシーンが、もうね。何回も見直しましたよ。これはこれでよい。
作品として完璧にまとまっている。
良作、傑作を超えて、神作レベル。この完成度の高さのアニメはなかなかでてこない。
アニメーション表現における音楽の重要さを再認識する。
テレビのみで視聴すると、どうしてもテレビの貧弱なスピーカーとなってしまうので、可能ならば、ステレオシステムをつなげて視聴して欲しい。
音楽を含めて、はじめて本作品になるのだから。テレビ放送とは思えないほど音楽には力がはいっている作品。